岩田寛 “屈辱”キャディーと間違えられて燃えた!米ツアー初の単独首位

[ 2021年10月22日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日 ( 2021年10月21日    千葉県印西市 アコーディア習志野CC=7041ヤード、パー70 )

9番、7アンダーでホールアウト下岩田(右)はS・ビンセントと握手を交わす(撮影・西川 祐介)
Photo By スポニチ

 日本ツアーから出場している岩田寛(40=フリー)が、18番でイーグルを決めるなど7アンダー、63の猛チャージで単独首位に立った。

 巡ってきたチャンスを生かした。米ツアー選手が欠場したため、開幕3日前に出場資格を手にした岩田は「出場が決まってまずうれしかったですし、初日トップに立ててうれしいです」。18番で1メートルのイーグルパットを決めるなど63で回り米ツアー初の単独首位に立った。

 スタート前に奮起する出来事があった。「ある選手と食事をしていた時に(他の人から)“キャディーさんですか?”と言われたんです。僕の実力不足であるんですけど、燃えるものがありました」と“屈辱”を発奮材料にした。このまま逃げ切れば、米ツアーの出場資格を得ることができる。「最終日の最後のハーフまで優勝争いしていたら。それまでそっとしておいてください」と言って、周囲の笑いを誘っていた。

 ▼29位 X・シャウフェレ 松山とは近況のことや次のシーズンの話をした。ギャラリーの声援をもらえるのはうれしい。(松山と同組でプレー)

 ▼62位 中島啓太 ショットは悪くなかったですけど、ちょっとした判断ミスがボギーにつながった。明日はアンダーで回りたい。(石川遼の弟・航がキャディー)

続きを表示

2021年10月22日のニュース