笹生 寒さに負けず2位浮上、ショット自賛も「優勝は意識しない」

[ 2021年10月11日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー ファウンダーズ・カップ第3日 ( 2021年10月9日    ニュージャージー州 マウンテンリッジCC=6612ヤード、パー71 )

ファウンダーズ・カップ第3ラウンド、通算9アンダーで2位の笹生
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 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、第3ラウンドを9位から出た笹生優花(20=ICTSI)は5バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーで首位と4打差の2位に浮上した。畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は第3ラウンドで5バーディー、ボギーなしの66とし、通算5アンダーで17位。横峯さくら(35=エプソン)は通算2オーバーで予選落ちした。通算13アンダーの高真栄(26=韓国)が首位を守った。

 風が吹き、肌寒い天候の中でスコアを伸ばした笹生は「(予選の)2日間よりも風があり寒かったが、ショットをコントロールできた」と満足そうに話した。5番は2・5メートル、6番は1メートルにつけて連続バーディー。パー5の8番は第3打をピンそばに止めてバーディーを奪った。ティーショットは14ホール中11ホールでフェアウエーを捉え、15ホールでパーオン。平均飛距離は3日間で自身最長の277ヤードだった。6月の全米女子オープン以来の米ツアー2勝目も視野に入るが「あまり優勝とかは意識しない。全てのショットを楽しむことが大事」と淡々と語った。

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2021年10月11日のニュース