女子高生アマ・佐藤心結 大健闘、プレーオフで涙も「やりきった感がある」

[ 2021年10月11日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース最終日 ( 2021年10月10日    静岡県 東名CC=6592ヤード、パー72 )

<スタンレーレディース最終日>笑顔を見せる渋野(左)とローアマの佐藤心結(撮影・西尾 大助)
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 プレーオフで敗れ、女子ツアー史上8人目のアマチュア優勝を逃した佐藤心結(みゆ、18=明秀学園日立高3年)は「負けて悔しいけど、有名なプロの方と一緒にプレーオフできたのは出来過ぎ。やりきった感がある」と涙を拭った。

 最終日も今大会1位の飛距離を生かしスコアを伸ばした。プレーオフでは1ホール目をバーディーで生き残ったが、2ホール目は残り90ヤードからの第3打がピンを直撃して大きく戻される不運に見舞われ「自分の中では完璧なショットだった」と無念の表情で話した。

 渋野に「肝が据わっている。プレーオフ1ホール目の1メートルのバーディーパットをど真ん中から入れてくる強さ。プロになったら本当に強くなる」と絶賛された18歳は12日からプロテスト2次予選に挑む。「合格して、この舞台に戻ってきて優勝できるように頑張りたい」と力強く誓った。

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2021年10月11日のニュース