ブレイディーが22季目で初の400ヤード+5TD カージナルスは47季ぶりの開幕5連勝

[ 2021年10月11日 11:38 ]

5TDをパスでマークしたバッカニアーズのQBブレイディー(AP)
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 NFLは10日に各地で第5週の14試合を行い、昨季のスーパーボウルを制したバッカニアーズは地元タンパ(フロリダ州)でドルフィンズを45―17(前半24―10)で下して4勝1敗。移籍2シーズン目を迎えているQBトム・ブレイディー(44)が41回中30回のパス成功で411ヤードと5TDをマークして勝利に貢献した。ブレイディーが1試合で400ヤード以上と5TDを同時に記録したのはペイトリオッツ時代を含め、22シーズン目でこれが初めてとなった。

 バッカニアーズは連勝でホームでは今季3戦全勝。アントニオ・ブラウン(33)が7回のレシーブで124ヤードと2TD、マイク・エバンス(28)も6回で113ヤード、2TDと主力のWR陣も活躍してブレイディーを“援護”した。

 タイタンズは敵地ジャクソンビル(フロリダ州)でジャガーズに37―19(前半24―13)で勝って3勝2敗。リーグ屈指のRB、デリック・ヘンリー(27)が29回のキャリーで130ヤードと3TDを稼ぎ5試合連続で100ヤード以上をマークした。NFL6シーズン目で通算では62回目のTDラン。60回以上を達成したのは、タイタンズの前身オイラーズ時代を含め、チーム史上3人目となった。

 ジャガーズは開幕5連敗。ドラフト全体トップで指名されたQBトレバー・ローレンス(22)は273ヤードと1TDをマークしたが、チームは昨季から通算で20連敗となった。

 NFC西地区で首位に立っているカージナルスは地元グレンデール(アリゾナ州)で49ersに17―10(前半10―0)で競り勝ち、本拠をセントルイス(ミズーリ州)に置いていた1974年以来、実に47シーズンぶりの開幕5連勝。2019年のドラフト全体トップで指名されたQBカイラー・マーリー(24)がパスで239ヤードと1TDをマークしてチームをけん引した。

 <第5週の結果<
 ▼7日
*ラムズ(4勝1敗)26―17シーホークス(2勝3敗)
 ▼10日
パッカーズ(4勝1敗)25―22*ベンガルズ(3勝2敗)
*バイキングス(2勝3敗)19―17ライオンズ(5敗)
*スティーラーズ(2勝3敗)27―19ブロンコス(3勝2敗)

*バッカニアーズ(4勝1敗)45―17ドルフィンズ(1勝4敗)
*セインツ(3勝2敗)33―22ワシントン(2勝3敗)
イーグルス(2勝3敗)21―18*パンサーズ(3勝2敗)
タイタンズ(3勝2敗)37―19*ジャガーズ(5敗)
ペイトリオッツ(2勝3敗)25―22*テキサンズ(1勝4敗)
ベアーズ(3勝2敗)30―9*レイダース(3勝2敗)
*チャージャーズ(4勝1敗)47―42ブラウンズ(3勝2敗)
*カウボーイズ(4勝1敗)44―20ジャイアンツ(1勝4敗)
*カージナルス(5勝)17―10 49ers(2勝3敗)
*ファルコンズ(2勝3敗)27―20ジェッツ(1勝4敗)
ビルズ(4勝1敗)38―20*チーフス(2勝3敗)
 ▼11日(日本時間12日)
*レイブンズ(3勝1敗)―コルツ(1勝3敗)
 *はホームチーム

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