東京国際大 出雲駅伝史上初の初出場V!創部11年目で悲願初タイトル

[ 2021年10月11日 05:30 ]

初出場で初優勝を果たし、記念写真に納まる東京国際大の選手らと大志田監督(左端)
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 出雲全日本大学選抜駅伝が10日、島根・出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前の6区間、45・1キロで行われ、初出場の東京国際大が2時間12分10秒で「大学3大駅伝」初タイトルを勝ち取った。初出場初優勝は史上初の快挙。3区で日本人エースの丹所(たんしょ)健(3年)が区間2位の力走で3位からトップに浮上。後続もリードを維持し、6区のビンセント・イエゴン(3年)が区間賞の快走で逃げ切った。青学大が2時間14分7秒で2位、東洋大が2時間14分13秒で3位。前回優勝の国学院大は4位、優勝候補の駒大は5位に終わった。昨年は新型コロナウイルス禍で中止され、2年ぶりの開催だった。

 2年ぶりに開催された“神在月”の大会で駅伝の神がほほ笑んだのは東京国際大だった。今夏、急成長した日本人エースの丹所が区間2位の力走で試合を決定づけると「自分のレベルアップを証明できた」と強烈なアピールをした。

 東京五輪男子1万メートル代表の伊藤達彦(23=ホンダ)を育てた大志田秀次監督に「伊藤のように育てたい選手」と言わしめる逸材が本領を発揮した。夏は実業団の合宿に参加。自信がなかったスピードに磨きが掛かったといい、7月の記録会では1万メートルの自己ベストを更新。丹所は「夏のエースは自分だと思うが、チームには強い選手もいる。冬のエースにもなりたい」と意欲を燃やした。

 選手3人、マネジャー1人の4人で創部してから11年目にようやく初タイトルを獲得した。神がかり的な勝利に大志田監督は「チームの変化にビックリしている」と感慨深げに語る。今後の駅伝ではマークも厳しくなるが、指揮官は「箱根になると他大学はエンジンのかけ方が違ってくるので、負けじと頑張りたい」と意気込んでいた。

 《昨季無冠・青学大「手応え」2位》昨季無冠の青学大が今後の反攻を予感させた。原晋監督は「距離が延びれば我々の力が発揮できる。箱根には良い手応えになった」と振り返った。8区間106・8キロで争われる全日本大学駅伝(11月)は「まだ東京国際が本命じゃないですか?」と予想するが、箱根駅伝へは「今回と同じような力の選手が補欠にはいる。(箱根は)十分に戦えます」と自信を見せた。

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