1カ月半ぶり国内復帰の渋野日向子はイーブンパー発進「自由だなあ」 日本女子プロ

[ 2021年9月9日 13:53 ]

女子ゴルフツアー 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日 ( 2021年9月9日    茨城県 静ヒルズCC=6680ヤード、パー72 )

<日本女子ゴルフ選手権・初日>15番、笑顔の渋野日向子
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 21年の国内メジャー第2戦が開幕。7月末の楽天スーパー・レディース以来の国内ツアー復帰戦となった渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、4ボギーのイーブンパー72でホールアウトした。午前スタートの選手がホールアウトした時点では、首位と4打差となっている。

 約1カ月半ぶりの国内ツアー。1オーバーで迎えた最終9番で残り95ヤードの第3打を1・5メートルに寄せてバーディーで締めた。「前半はアンダーで回れたけど、後半につれてパッティングの距離感も怪しくなっていたので。そこに関しては調整不足、準備不足かな」と反省を口にしつつ、「獲りたいパー5で3打目の微妙な距離をしっかり寄せてバーディーを獲れたので、締めは良かったかなと思います」と振り返った。

 8月のAIG全英女子オープンに出場。帰国後2週間の隔離明けが今週の月曜日で、開幕前日の8日に18ホールを回って急ピッチで調整した。隔離期間の大半を過ごした岡山の実家では、父がプレハブにネットを張って手作りした「鳥かご」でのショット練習を続けてきた。「鳥かご」での練習から、久しぶりのコースでの試合に臨んで「無観客で静かな中ではありましたけど、凄く楽しんで1日できた。自由だなあって思いました」と笑顔で言った。

 隔離明けの復帰戦の初日としては、まずまずの滑り出し。「パッティングの距離感が少し合っていないのでそこを練習したいのと、ショットももう少し安定させたいのでスイングだったりそういうのも含めて練習したい」と渋野。尻上がりに、状態を上げていく。

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2021年9月9日のニュース