貴景勝が賜杯へ意欲 4度目カド番「関係ない」、名古屋場所で首痛途中休場も「もう治ってる」

[ 2021年9月9日 05:30 ]

大関の貴景勝
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 7月の大相撲名古屋場所を首の故障で途中休場し、秋場所(12日初日、両国国技館)を4度目のカド番で臨む大関・貴景勝が8日、東京都板橋区の常盤山部屋での稽古後に報道陣の電話取材に応じ「毎場所優勝を狙っている。カド番はあまり関係ない」と賜杯への変わらぬ意欲を口にした。

 先場所2日目の逸ノ城戦で、立ち合いの際に首に電気が走るような痛みに襲われた。場所後は体を鍛え、8月30日の番付発表より前に相撲を取る稽古を再開した。「もう治っている。毎日相撲を取っている」と回復ぶりを強調した。休場している間に照ノ富士が横綱に昇進。「自分のことに集中して頑張るしかない。本場所が始まれば、負けない気持ちでやっていきたい」と刺激を受けていた。

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2021年9月9日のニュース