ロコ藤沢五月、東京五輪・パラから刺激「勇気もらった」10日からカーリング代表決定戦

[ 2021年9月9日 14:45 ]

ロコソラーレ藤沢五月
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 22年北京五輪に向けたカーリングの女子日本代表決定戦があす10日、北海道稚内市・みどりスポーツパークで開幕し、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレと北海道銀行が激突する。

 5試合のうち先に3勝したチームが代表となり、12月の世界最終予選(開催地未定)に出場。3位以内で北京切符を獲得する。

 9日は両チームのスキップがオンラインで取材に応じ、ロコ・ソラーレの藤沢五月は「今季、自分たちでやれることを試して乗り越えて迎えることができた。やれることをどう発揮するか。楽しんでプレーするだけ。楽しんだもん勝ち」と笑顔で気合を入れた。

 北京五輪への思いを問われると、「『五輪』って聞くと自分の五輪より東京五輪とパラリンピックが印象的」と話した。

 五輪では同じチームスポーツで金メダルのソフトボールや銀メダルを獲得した女子バスケットボールから刺激。パラリンピックではカーリングに似ているボッチャの個人で金メダルを獲得した杉村英孝(伊豆介護センター)、車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)の姿に感動した。「スポーツの力を東京五輪・パラリンピックパラで感じて、勇気やモチベーションをもらった、今度は冬の選手がバトンタッチして、応援してくれてる人に恩返しする番」と闘志を高めていた。

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2021年9月9日のニュース