19歳・フェルナンデス 4大大会初の4強進出「メープルシロップのおかげかな」

[ 2021年9月9日 05:30 ]

テニス 全米オープン第9日 ( 2021年9月7日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

初の4大大会4強に進出したフェルナンデス(AP)
Photo By AP

 女子シングルス準々決勝で世界ランキング73位のレイラ・フェルナンデス(19=カナダ)が第5シードのエリナ・スビトリナ(26=ウクライナ)をフルセットの末に破り、4大大会初の4強進出を果たした。男子シングルス準々決勝では第12シードのフェリックス・オジェアリアシム(21=カナダ)がカルロス・アルカラス(18=スペイン)の途中棄権で4大大会初の4強入り。カナダの若手が旋風を巻き起こしている。

 3回戦で大坂、4回戦でケルバーを破ったフェルナンデスの勢いが止まらない。最終第3セットは5―2からタイブレークに持ち込まれたが、42本のウイナーが示すように攻め続けて激闘を制した。6日に19歳になったばかりで、強さの秘密を聞かれると「(カナダの名産品)メープルシロップのおかげかな」と笑顔。元NBAのスター、マジック・ジョンソン氏は「こんなエキサイティングな選手はいない」とツイッターで絶賛した。

続きを表示

2021年9月9日のニュース