大坂なおみ下した18歳フェルナンデス「最初から勝てると思っていた」強気なプレーで逆転金星

テニス　全米オープン第5日 （ 2021年9月3日    ニューヨーク　ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター ）

レイラ・フェルナンデスのガッツポーズ（ロイター）

　女子シングルス3回戦で世界73位のレイラ・フェルナンデス（18＝カナダ）は2年連続3度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ（23＝日清食品）と対戦。5－7、7－6、6―4で勝利し、16強進出を果たした。

　18歳の左利きフェルナンデスは今年3月のモンテレイ・オープンでツアー初勝利を挙げた勢いのある若手、2回戦では2度の8強入りを誇る実力者カネピ（エストニア）にストレート勝ちして勝ち上がると、3回戦でも大坂から逆転で金星を挙げた。

　試合後のインタビューで、フェルナンデスは「とにかく長い間コートに立っていたかった。1時間では短すぎる。最初から勝てると思っていた」と歓喜の表情。2年ぶりの有観客となった中での勝利に「ニューヨークありがとう。ニューヨークのファンのおかげで私は勝つことができた」と感謝した。

　次の試合では、第16シードのアンジェリック・ケルバー（33＝ドイツ）と対戦する。「バトルになる。どういう試合になるか楽しみ」と語った。