日本精工が連敗ストップ 先発・中村美樹が粘って完投勝ち「踏ん張って投げないと」

[ 2021年9月4日 19:29 ]

第54回日本女子ソフトボールリーグ後半開幕節   日本精工4―3伊予銀行 ( 2021年9月4日    神奈川県大和市・大和スタジアム )

<日本女子ソフトボールリーグ 日本精工・伊予銀行>力投する日本精工・中村(撮影・西海健太郎)
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 日本精工の先発、中村美樹(25)が終盤に目覚めた。1点ビハインドの5回に、味方が2死走者なしからの集中打で3点を挙げて逆転。リードをもらって「そこで勝ちきらないといけない。踏ん張って投げないと、と切り替わった」と気合いを入れた。毎回のように安打を浴びる苦しい投球が、6、7回に一変。2イニング連続の三者凡退で、勝利に導いた。114球、6安打2四死球で3失点完投をした。

 5回は、2死二、三塁打から伊予銀行の4番・樋口に中前打を浴びたものの、中堅・山本が本塁返球で二塁走者を刺した。同点のピンチを防いでもらったことで、さらに気持ちに火が付いた。

 チームの連敗は5でストップ。4月19日のシオノギ製薬戦以来、5カ月ぶりの勝利で今季2勝目(10敗)。前半戦最下位ターンから巻き返す。

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