日本女子ソフト・日立 守備力光った!遊邪飛タッチアップを刺して流れ変わる

[ 2021年9月4日 16:45 ]

第54回日本女子ソフトボールリーグ後半開幕節   日立5―0シオノギ製薬 ( 2021年9月4日    神奈川県大和市・大和スタジアム )

<日本女子ソフトボールリーグ シオノギ製薬・日立>初回2死二塁、清原の先制の適時二塁打に沸く日立ナイン(撮影・西海健太郎)
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 日立が守備力で後半戦好発進を決めた。1点リードの4回1死三塁。シオノギ製薬の5番・氏丸の三塁後方の力のないファウルフライを、遊撃の那須が背走気味に捕球。すぐさま本塁へ送球し、タッチアップを試みた三塁走者を本塁で刺した。送球がどちらかに逸れていれば、同点になっていたかもしれない、際どいタイミングだった。

 日立の村山監督は「普通のプレー」と多くを語らなかったものの、直後の5回の攻撃で、2死満塁から相手二塁手の失策で追加点を挙げ、そこから畳みかけて勝利を決めただけに、両チームの明暗が、守りでくっきりと分かれた。

 前半戦の防御率が0・67の坂本は4安打完封で今季3勝目。ライズボールを武器に安定感ある投球を見せた右腕は「野手や(捕手の)清原さんを信じて一生懸命投げ抜きました」と周囲に感謝をした。 

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