佐々木真菜 充実の7位「すごく楽しめた大会だった」パラ陸上女子400メートル

[ 2021年9月4日 12:01 ]

東京パラリンピック・陸上 ( 2021年9月4日    国立競技場 )

<女子400メートル 視覚障がいT13決勝>7位に終わった佐々木 (撮影・光山 貴大)
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 女子400メートル(視覚障がいT13)決勝が行われ、佐々木真菜(23=東邦銀行)が58秒05で7位に入った。佐々木は「すごく良い雰囲気の中で初出場のパラリンピックを迎えることができた。すごく楽しめた大会だった」と充実感を漂わせた。

 佐々木は光がまぶしく感じて見えにくい先天性の疾患がある。小学5年で陸上を始め、中学2年から本格的にパラリ苦情の世界に足を踏み入れた。現在は東邦銀行で健常者選手とともに練習を積み、19年ジャパンパラ大会で400メートルアジア新記録を樹立。同年の世界選手権では4位に入った。

 レース後にはトラックに深々と一礼した。「小学生で陸上を勧めてくれた先生に、ここまで来られましたよとお伝えするためにお辞儀した」と語っていた。

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