石川遼が通算8アンダー単独首位で最終日へ「ゴルフって凄い面白い」 フジサンケイC第3R

[ 2021年9月4日 20:06 ]

男子ゴルフ フジサンケイ・クラシック第3日 ( 2021年9月4日    山梨県 富士桜CC=7566ヤード、パー71 )

<フジサンケイクラシック・3日目>8番、濃霧の中ラウンドする石川遼(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、首位タイから第3Rをスタートした石川遼(29=CASIO)が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーの単独首位に立った。2位の池上憲士郎(29=フリー)とは2打差。19年12月の日本シリーズJTカップ以来、約1年9カ月ぶりのツアー通算18勝目を狙う。

 気温は18・9度。雨の中、半袖でプレーを続けた石川が68をマークしてリーダーボードのトップに立った。

 「今日はゴルフって凄い面白いなって思いましたね。自分の状態は3日間で大差ないのに」

 ポイントに挙げたのが14番パー4での第2打。「ガッツリバーディーを狙いたいホール」だったというが、ファーストカット地点のライを見て「ライが悪かったので、もしフライヤーしたら奥の寄らないところに言ってしまう。手前に冷静に乗せるしかない」とジャッジした。その判断が奏功する。ピン手前12メートルに2オンすると、これを沈めてこの日4つ目のバーディー。改造中のスイングだけでなく、マネジメントの部分でも進化を見せた。

 2打差をつけて迎える最終日。「まだ18ホールもあるので、戦況も目まぐるしく変わる。最後に優勝を争っている中の一人に自分がいられるか。月並みですけど、本当に自分自身の戦いという感じですね」。連覇した09、10年以来の大会3勝目、そして19年12月以来の通算18勝目をつかむ。

続きを表示

2021年9月4日のニュース