体操・内村が金言!周りの声気にせず「自分のために精いっぱいやってほしい」

[ 2021年7月7日 05:30 ]

東京五輪 日本選手団結団式、壮行会

内村航平
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 体操男子で五輪4大会連続出場の内村航平(32=ジョイカル)が、日本選手へ金言を贈った。新型コロナウイルスの収束には程遠く、開催への逆風は増している。「僕はまあ正直、周りの声とかそういうのには一切左右されない性格なので」とした上で、「全アスリートがそうかというと、そうではないと思う」と続けた。

 批判の声も耳に届く中、夢舞台で輝くためには何が必要なのか。内村の答えは明確だ。「やっぱり、自分自身のために五輪を戦い抜いて、一人一人ができることをやっていいプレーをしていけば、日本中に明るいニュースが届けられるんじゃないかな。みんな自分のために精いっぱいやってほしいなと思う」。自己にフォーカスした先に歓喜は待つ。

 個人総合で五輪連覇中だが、TOKYOでは種目別の鉄棒で3大会連続の金メダルに照準。「鉄棒という種目をしっかりやりきる」。日本選手団の大黒柱が、静かに闘志を高めた。

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2021年7月7日のニュース