バスケ日本代表 ハンガリーに快勝!渡辺雄は25得点7リバウンド4アシストの大活躍

[ 2021年7月7日 20:44 ]

バスケットボール男子日本代表国際強化試合   日本79ー58ハンガリー ( 2021年7月7日    沖縄アリーナ )

第1クオーター、シュートを決める渡辺雄太(中央)(代表撮影)
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 バスケットボール日本代表(FIBAランキング42位)はハンガリー(FIBAランキング38位)との強化試合は79ー58で快勝した。NBAのトロント・ラプターズに所属する渡辺雄太(26)は、19年のW杯以来となる代表戦となったが21分36秒出場してチームトップとなる25得点7リバウンド4アシストの活躍を見せた。

 今月中旬に合流する八村塁(23)、馬場雄大(25)を除く10選手で臨んだこの一戦。田中大貴(29)、比江島慎(30)、渡辺雄、エドワーズ・ギャビン(33)、シェーファーアヴィ幸樹(23)の5選手が先発出場した。

 第1クォーターは渡辺雄が開始早々チーム初得点となる3ポイントシュートと決めるなどこのクォーターだけで10得点を奪った。チームも21ー7と大量リードでこのクォーターを終えた。第2クォーターは第1クォーター終盤から続けていたゾーンディフェンスで守ったものの、相手に崩されることも多く失点する機会が増えて点数を詰められる。その中で途中出場の張本天傑(29)が2連続3ポイントシュートを決めるなどリードを守り、前半は36ー23で折り返した。

 第3クォーターは金丸が2本の3ポイントシュートを決め、渡辺雄も5得点を奪うなど60ー41で終え、第4クォーターもリードを守り切り79―58で勝利した。

 約1年10カ月ぶりの代表戦となった渡辺雄は田中とともに主将に任命され「リーダーシップを発揮しないといけない。ディフェンスもオフェンスも全部の部分で関わり、オールラウンダーとしてできれば」と話しており、その言葉通りのプレーを見せて、チーム唯一の2ケタ得点となる25得点7リバウンド4アシストと大活躍を見せた。得点では渡辺雄に続いて金丸、張本、田中、比江島が9得点を挙げた。

 沖縄合宿中のチームは9日にベルギー(同37位)、11日にフィンランド(同32位)と強化試合を行い、埼玉に移動。16日に相手未定、18日にフランス(同7位)と対戦する。八村、馬場は沖縄合宿後の今月中旬に合流する予定だ。五輪本場は1次リーグC組で、26日にスペイン(同2位)、29日にスロベニア(同16位)、8月1日にアルゼンチン(同4位)と対戦する。

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