レスリング乙黒圭祐 兄弟金メダルへ「極限まで突き詰める」

[ 2021年7月7日 16:38 ]

乙黒圭祐
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 レスリング男子フリースタイル74キロ級東京五輪代表の乙黒圭祐(24=自衛隊)が7日、オンライン取材に応じ、弟で65キロ級代表の拓斗(22=同)との兄弟金メダルを誓った。

 前日に日本代表の結団式、壮行会を終えた乙黒圭は「いよいよい始まるという感じ。気持ちも徐々に盛り上がっている」と冷静に開幕を見据える。19年6月の全日本選抜から74キロ級に階級を上げ、20年3月のプレーオフで五輪切符を獲得。延期された1年は体づくりを中心に取り組み「やらないといけない課題がたくさんあったので、その課題を1年間で全部できる準備期間ができた。凄く前向きに捉えて、練習していました」と振り返った。

 今春から弟の拓斗も自衛隊に進み、同じ所属に。「仲間でありライバル。自分も負けたくないし、拓斗も自分には負けたくない。お互い高め合える」という関係性は昔から変わらない。兄弟で初の五輪へ「2人で出られるのは凄く心強い。東京五輪は本当に人生の中でも2回あれば良い方で、チャンスでスタートラインに立てた。2人で金メダルを目指して極限まで突き詰めて後悔がないようにやっていきたい」と力を込めた。

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2021年7月7日のニュース