東京マラソン財団、22年秋に新たなマラソンイベント創設 第1回大会はIOCバッハ会長も出席予定

[ 2021年6月17日 18:17 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 東京マラソン財団は17日、都内で理事会を開き、2022年秋に新たなマラソンイベントを創設することを発表した。第1回大会は、東京都と連携し、国際オリンピック委員会(IOC)の協力により「セレブレーションマラソン」と位置付けて開催。大会においては、IOCが、五輪を象徴するアスリートを招へいするほか、トーマス・バッハ会長が出席する。

 開催時期は22年10月16日で、国立競技場及び周辺の発着を予定し、ハーフマラソンとして行われる。規模は1万5000人で、その内約1割で障がい者枠を設ける。同財団は開催の目的を「東京2020大会で高まったスポーツ等の気運をレガシーとして継承」「障がいのある方含め、多くのランナーが参加しやすいスポーツの場の創出」「大規模かつ国際的ランニングイベントの実施による都市の魅力向上」とした。

 セレブレーションマラソンについては、19年にバッハ会長が提案。その後、東京都が今年4月28日、セレブレーションマラソンについてIOCと合意したことを発表していた。

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