松山英樹が難コースを警戒「ボギー以上にならないように攻めるのが大事」全米オープン開幕前日に会見

[ 2021年6月17日 09:00 ]

松山英樹(AP)
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 男子ゴルフの全米オープンは17日(日本時間同日夜)にカリフォルニア州のトーリーパインズGC南Cで開幕する。メジャー2勝目を狙うマスターズ王者の松山英樹(29=LEXUS)は16日に記者会見を行い、メジャー仕様の難易度の高いコースに警戒感を示した。

 トーリーパインズGCでは、毎年1月にファーマーズイシュアランス・オープンが開催されているが、セッティングに違いがある。松山は「毎年1月にやっている時に比べたら、芝質が違う。グリーンが少し硬くなっているので、とてもタフな戦いになると思う」と説明した。

 フェアウエーを外せば深いラフが待ち受ける。硬く速いグリーンを狙うショットは高い技術を求められる。太平洋に面したコースでは風も難敵となる。「一打一打が凄く大事になる。ティーショットをミスすれば、その後は頑張ってフェアウエーに出したり、ボギー以上にならないように攻めるのが大事。冷静に判断できるようにしたい」とマネジメントの重要性を強調した。

 4月のマスターズで優勝した後は出場試合数を絞ってメジャーに備えている。5月の全米プロ選手権は23位。6月上旬のメモリアル・トーナメントは62位で終えているが「いいプレーができればチャンスがある。3日目が終わって、チャンスがある位置で終われるように頑張りたい」と自信をにじませた。

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2021年6月17日のニュース