日本国籍取得、エドワーズがバスケ代表デビュー チームは中国に黒星喫し“八村依存”露呈

[ 2021年6月17日 05:30 ]

中国戦で競り合うエドワーズ(左)(国際バスケットボール連盟提供)
Photo By 共同

 バスケットボール男子アジア杯予選が16日、フィリピン・クラークで行われ、B組でFIBAランク42位の日本が同29位の中国に57―66で敗れ、1勝1敗となった。約1年4カ月ぶりの国際試合。昨年1月に日本国籍を取得したエドワーズ・ギャビン(33=千葉)が代表デビューしたが、今遠征に参戦していない八村塁(23=ウィザーズ)ら海外組への依存度の高さを露呈した。18日に台湾、19日に中国と対戦する。

 比江島、金丸がチーム最多12得点と奮闘。3点シュート成功率が相手の17・9%を上回る37・9%を記録した一方で、リバウンド数は相手の42に対して31とインサイドの戦いで劣勢に回った。エドワーズは8得点6リバウンド。第4Q残り3分11秒に5回目のファウルをして退場した。

 17年1月~19年2月のW杯予選では初戦から4連敗。八村、渡辺が参戦した5戦目以降は8戦全勝だった。海外組不在時に勝てない状況は、当時から変わらない。今遠征には東京五輪代表候補17人が参加。19日の中国戦後に15人に絞り込まれる。海外組合流は7月初旬以降の見通し。ラマス監督は「今いる選手のことだけを考えている」とした上で「雄太も塁も早い段階で合流できることを望んでいる」と語った。

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2021年6月17日のニュース