Tブレイザーズのリラードが東京五輪への参加を表明 米国代表にリーグ屈指のシューター!

[ 2021年6月17日 09:28 ]

東京五輪への参加を表明したトレイルブレイザーズのリラード(AP)
Photo By AP

 NBAを代表するシューターの1人で、トレイルブレイザーズの大黒柱でもあるガードのデイミアン・リラード(30)が東京五輪への参加を表明。AP通信が匿名の関係者の話として報じているもので、五輪代表を統括する「USAバスケットボール」はまだ正式に代表メンバーを発表していないものの、7月6日にラスベガスで始まるトレーニング・キャンプに、今季リーグ3位の28・8得点を挙げたリラードが加わることになりそうだ。

 リラードは球宴には6回出場しているが、米国代表は未経験。しかしNBAで6季連続で25得点以上を挙げているのはレイカーズのレブロン・ジェームズ(36=25得点以上は17季連続)とリラードの2人だけで、同選手は今季の1試合平均で10・5本の3点シュートを放ち4・1本を成功(どちらもステフィン・カリーに次いでリーグ2位)させていた。ハーフラインを少し越えた当たりからも“DEEP3”が可能。その技術は五輪4連覇を狙う米国代表にとっては貴重な“武器”になるだろう。

 なお「USAバスケットボール」が今年初めに公表した米国代表候補は57人。AP通信などによれば。W杯中国大会(2019年)に出場したセルティクスのジェイソン・テータム(23)は五輪参加に前向きな姿勢を示しているが、レイカーズのレブロン・ジェームズ(36)やヒートのジミー・バトラー(31)らの五輪経験者はすでに不参加を表明している。

 またNBAの今季MVPとなったナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)も母国セルビアの代表には加わらない意志を示している。

続きを表示

2021年6月17日のニュース