陸上女子七種競技、山崎 前半4種目終え2戦連続日本記録ペース

[ 2021年6月13日 05:30 ]

女子七種200メートル、力走する山崎(右)(撮影・会津 智海)
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 陸上の日本選手権混成競技第1日が12日に東京五輪代表選考会を兼ねて長野市営陸上競技場で行われ、女子七種競技は前半4種目を終えて日本記録保持者で4連覇を狙う山崎有紀(26=スズキ)が日本記録ペースの3447点でトップに立った。男子十種競技は前半5種目を終え、前回優勝の中村明彦(30=スズキ)は4061点で2位スタート。1位は奥田啓祐(24=第一学院高教)が4152点でリードしている。

 2戦連続の日本記録樹立が見えてきた。5月に日本新記録(5975点)を叩き出したばかりの山崎は「残り3種目を自己新なら5900点に乗る。自己ベストを目指したい」と意気込んだ。冬季に鍛えてきたというスプリント系種目の100メートル障害と200メートルで得点を伸ばした。山崎は「(2種目が)日本記録に挑戦できる大きな鍵になった。ガッツポーズが見せられるような大会にしたい」と話していた。

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2021年6月13日のニュース