バドミントン協会「赤字覚悟」で五輪褒賞金準備!厳しい懐事情もメダルラッシュ期待

[ 2021年6月13日 15:47 ]

桃田賢斗
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 日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事が13日、評議委員会、理事会後に報道陣の取材に応じ、東京五輪で日本代表選手が活躍した場合の褒賞金を規定通り贈ることを明言した。コロナ禍で主催大会の中止が相次いだため懐事情は厳しいが、銭谷専務理事は「赤字覚悟です」とニヤリと笑い、メダルラッシュを期待した。

 同協会の褒賞金規定では金メダルが1000万円、銀メダルが500万円、銅メダルが300万円。ダブルスの場合は折半となる。協会が掲げる目標は全5種目で金3個を含むメダル6個。日本勢が全種目で金メダルを獲得した場合は、1000万円×5種目で5000万円の出費。さらに銀、銅の上積みで予算は膨らむ。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)や女子ダブルス勢らメダル候補がズラリとそろうだけに、協会にとってはうれしい悲鳴となるか。

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2021年6月13日のニュース