ソフトボール豪代表のハーロウ監督「滞在中に全員の安全を守る」 合宿地の群馬県太田市に到着

[ 2021年6月1日 15:38 ]

東京五輪の事前合宿地である太田市の宿舎に到着したオーストラリア女子ソフトボール代表 (撮影・西川祐介)
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 今夏の東京五輪に出場するソフトボールのオーストラリア代表が1日午後、事前合宿地となる群馬県太田市に到着した。チームを率いるロバート・ハーロウ監督は太田市を通じ、「私達チームは、太田市と日本の皆さんを尊重し、滞在中に全員の安全を守るために適用される規則に則り、キャンプ期間中、ただただ練習に集中する」とコメントした。

 5月31日にシドニーを出発し、この日の朝、成田空港に到着。昨年の延期決定後、大会に向けて来日する海外チームとしては第1号となった。来日したのは選手、スタッフら約30人で、すでにチーム全員がワクチン接種済み。空港での抗原検査の結果は、全員が新型コロナウイルス陰性だった。

 1日から7月17日までの47日間、太田市に滞在する。練習は5日からスタートする予定で、市運動公園野球場を拠点にビックカメラ高崎や東海大学などとの練習試合を中心に活動する。

 今夏の本番では、開幕戦で日本と激突する。指揮官は「幸運なことに日本との対戦でオリンピック競技を開幕させる最初のチームであることは、とても興奮するとともに、光栄なことです。私達は日本の皆さんが自分たちを受け入れくださったご好意に感謝し、皆さんに良い試合をお見せできることを楽しみにしております」と伝えた。

 新型コロナウイルス感染対策として、代表チームには毎日、PCR検査を実施予定。滞在先となるホテルの従業員や市職員、練習試合の対戦相手、審判など、関係者も国が定める指針に沿って検査を行う。ホテルは一般客との接触を避けるため、使用する客室フロアや食事会場などは貸し切り。球場も代表チーム、対戦相手、審判、市職員の動線を分けるなどの対策を徹底する。

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2021年6月1日のニュース