遼 今年最高の63で3位浮上「風も難しかったのに…不思議な感じ」5差逆転狙う

[ 2021年5月22日 05:30 ]

男子ゴルフ ゴルフパートナー・プロアマ 第2日 ( 2021年5月21日    茨城県 取手国際GC 東C=6804ヤード、西C=6531ヤード、共にパー70 )

18番、ティーショットを放つ石川遼(撮影・西尾 大助)
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 25位からスタートの石川遼(29=CASIO)が2度の3連続を含む8バーディー、1ボギーで7アンダーの63。パー70ながら今年の自己ベストスコアで5打差3位に浮上した。初日トップの大槻智春(31=真清創設)が64で首位を守り、通算124ストロークは予選ラウンドのツアー最少スコアとなった。

 最大17・6メートルの強風の中、石川が上昇気流に乗った。第2日の最少スコア63でホールアウトし「今日の方が風も難しかったのに。スコアが良かった。不思議な感じですね」と笑顔を見せた。

 1番でグリーンを外しボギースタートとしながら、4番で6メートルを沈めると5、6番と3連続。さらに9番からも3連続とバーディーを重ねた。3番、13番と短いパー4でバーディーが取れず「取りたいホールで取れない」との不満もあった一方で「風の中で持ち球の(低い)ドローをテストできた」との収穫も口にした。

 ツアーでは初のアマチュアとのラウンド。ファンを大切にする石川は「リラックスと集中力を使い分ける」と大歓迎。この日も自分のパットを終えると、アマのラインを前後から丁寧にチェックして、助言を与えた。

 3位、63とも今年の自己ベストで首位とは5打差で残り2日。通算18勝目へ「まだ半分。明日やってみて、優勝争いの中に入らないと」と自ら言い聞かせるように語った。

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2021年5月22日のニュース