水球五輪代表発表 男子は志水らリオ経験者6人、大本監督「まずは決勝T進出」

[ 2021年5月20日 05:30 ]

東京五輪男子水球代表に選ばれたベテランの志水
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 日本水連は19日、東京五輪に開催国枠で出場する男女の水球日本代表各12人を発表した。男子はエースの稲場悠介(21)やベテランの志水祐介(32=ともにブルボンKZ)らを選出。女子はGK三浦里佳子(31=日体ク)らが名を連ねた。男子は32年ぶりの出場だった16年リオデジャネイロ五輪に続く2大会連続、女子は初出場となる。

 男子は32年ぶりに出場した16年リオ五輪で5戦全敗。当時の経験者は志水やGK棚村ら6人が名を連ねた。19年世界選手権では強豪ドイツと引き分け、リオ五輪3位のイタリアに2点差で惜敗など1勝1敗1分けで1次リーグを突破。11位に終わったものの、5年前と比べて世界との差は確実に縮まっている。

 大本洋嗣監督は「まずは決勝トーナメント進出が第一目標。国内での調整が続き、難しい部分はあったが、やれるだけやる」と力を込めた。五輪本番は男子12チーム、女子10チームが出場し、いずれも2組に分かれて総当たりの1次リーグを実施。各組上位4チームが準々決勝に進む。日本の男子はイタリアやハンガリーなど、女子はリオ五輪覇者の米国などと同組に入る。

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