山口JOC理事 世論との対話拒否なら「五輪に意義ない」可否判断「時機逸した」

[ 2021年5月20日 05:30 ]

JOCの山口香理事
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 日本オリンピック委員会(JOC)の山口香理事(56)が19日、都内で共同通信のインタビューに応じ、開催に否定的な世論が強い東京五輪について「国民の多くが疑義を感じているのに、IOCも日本政府も組織委員会も声を聞く気がない。平和構築の基本は対話であり、それを拒否する五輪に意義はない」と厳しい意見を展開した。

 開催可否判断については「もう時機を逸した。中止の準備をする時間はない。やめることすらできない状況」と現状を憂慮した。

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2021年5月20日のニュース