朝乃山がコロナ対策違反で休場へ 外出禁止期間に接待伴う飲食店訪問 協会は処分検討

[ 2021年5月20日 05:30 ]

朝乃山
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 大関・朝乃山が週刊文春にウェブ上で、日本相撲協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したと19日に報じられたことについて、協会側の聞き取りに対して内容の一部を認め、夏場所12日目の20日から休場する意向を固めたことが分かった。19日、関係者が明らかにした。

 朝乃山は原則的に外出禁止期間の夏場所前、接待を伴う飲食店を訪れたなどと報じられた。報道ではスポニチ本紙相撲担当記者も飲食店に同行したとしている。

 この日、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、尾車コンプライアンス部長(元大関・琴風)が実施した聞き取り調査に対し、本人が「事実無根」と話していることを明かしていたが、19日に再聴取を受け、回答を改めたという。協会は調査を進め、処分を検討する見通し。

 朝乃山は同日の夏場所11日目に出場し、すくい投げで7勝目を挙げたが、取組後のリモート取材には応じなかった。勝ち越しておらず、休場して負け越せば7月の名古屋場所はカド番になる。

 日本相撲協会のガイドライン違反では、昨年7月場所に当時幕内だった阿炎が場所前と場所中に外出して会食し、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を受けた。今場所は抵触行為があった平幕・竜電が休場している。

 ▼スポーツニッポン新聞社広報担当 この案件に関しては現在、調査中です。

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2021年5月20日のニュース