NBA西地区の「プレー・イン・トーナメント」がスタート グリズリーズが勝ち残る

[ 2021年5月20日 11:13 ]

グリズリーズの勝利に貢献したモラントとバランチューナス(右=AP)
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 NBA西地区のプレーオフ2枠を決める「プレー・イン・トーナメント」が19日に行われ、テネシー州メンフィスでは地元の8位グリズリーズ(38勝34敗)が100―で96で10位のスパーズ(33勝39敗)に(前半56―49)で勝利。センターのヨナス・バランチューナス(29)が23得点と23リバウンド、ディロン・ブルックス(25)は24得点、昨季の新人王ジャー・モラント(21)が20得点と6アシストを挙げて今季2勝1敗だったスパーズを振り切った。

 グリズリーズはこのあと行われる7位レイカーズ対8位ウォリアーズの「敗者」と、第8シードの座をかけて21日に敵地で激突する。

 レギュラーシーズン最後の12試合で2勝10敗だったスパーズは、通算5連敗で今季の全日程を終了。東京五輪で米国男子代表チームを率いるグレグ・ポポビッチ監督(72)の下、1997年から22季連続でポストシーズンに進出したあとは2季連続でプレーオフに駒を進めることができなかった。

 NBAは今季のレギュラーシーズンを82試合から72試合に短縮。東西両地区の7位と8位、9位と10位が「プレー・イン・トーナメント」を行い、前者の勝者が第7シード、前者の敗者と後者の勝者がもう1試合を行って勝った方が第8シードとしてプレーオフに進出することになっている。 

 なお前日にセルティクスに敗れた東地区全体8位のウィザーズは、20日(日本時間21日)に同9位のペイサーズと最後のプレーオフ枠をかけて地元ワシントンDCで対戦する。 

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