メジャー連勝へ松山が意気込み メジャー史上最長の難コースも「マネジメントがしっかりできれば」

[ 2021年5月19日 07:15 ]

松山英樹(AP)
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 男子ゴルフの全米プロ選手権は20日から4日間、サウスカロライナ州のキアワアイランド・オーシャンコースで開催される。メジャー2連勝を狙うマスターズ王者の松山英樹(29=LEXUS)は18日、難コース攻略に自信を示した。

 マスターズ以来約1カ月ぶりの復帰戦となった先週のAT&Tバイロン・ネルソンは39位で終えた。コンディションについては「まだ状態は上がっていないけど、少しずつ良くなっているので、期待したいなと思っている」と話した。

 キアワアイランド・オーシャンコースでの全米プロ選手権開催は12年以来9年ぶり。初体験となる松山は「バック9に限って風向きによって全然難易度がかわる。今日の風向きなら15番から18番はとてもタフ。17番もティーグラウンドを前にしてほしいなという感じ」とコースの印象を語った。

 大西洋を望むコースは風が強い。練習ラウンドも強い風の中でプレーした。「行ってはいけない場所がしっかり分かる。それはティーショットに限らず、セカンドショットにもあてはまる。マネジメントがしっかりできれば、この風の中でもいいプレーができると思う」とマネジメントの重要性を強調した。

 7876ヤードはメジャー史上最長のセッティング。松山は「長いホールは確かに長い。15番からの長さは今まで回ってきた中でも記憶にない。その他は風向きによっては短い番手で打てる。そういう意味ではフォローのホールとか、短いホールでどれだけスコアを伸せるかにかかっていると思う」と戦略を明かした。

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2021年5月19日のニュース