橋本聖子会長、米国陸上チーム事前合宿中止に「自治体の状況に応じて連携を取りたい」

[ 2021年5月12日 22:42 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 国際オリンピック委員会(IOC)理事会が12日、スイス・ローザンヌで開催され、東京五輪の準備状況についてオンラインで説明した大会組織員会の橋本聖子会長、武藤敏郎事務総長が取材に応じた。

 この日、千葉県内で事前合宿をする予定だった米国の陸上チームが安全面への懸念を理由に合宿中止を発表したことについて、橋本会長は「より万全な態勢でお出迎えしようと準備していた自治体は残念な思いでいるのではないかと思う。さまざまな理由があったと聞いている」と話した。

 「安心安全でできない懸念、入国時の水際に時間がかかる問題点もある。より安心安全を提供するには、それなりの自粛や管理態勢が厳しくなることもある」とし「違う方法でコンディションを整える選手団もいると理解している。受け入れる自治体、政府と東京都と連携を取っていかないといけない。そこで組織委としてどう対応出来るか。自治体の状況に応じて連携を取りたい」と所感を述べた。

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2021年5月12日のニュース