先代時津風親方長男○、次男は● 88年若貴以来“二世兄弟”そろって初土俵

[ 2021年5月12日 05:30 ]

大相撲夏場所3日目 ( 2021年5月11日    両国国技館 )

前相撲で向中野を破る先代時津風親方の長男・木竜皇(左は先代時津風親方の次男・春雷)=撮影・西海健太郎
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 新弟子らによる前相撲が始まり、先代時津風親方(元幕内・時津海)の長男・木竜皇(きりゅうこう)と次男・春雷(ともに立浪部屋)がデビューした。

 関取の二世が兄弟そろって初土俵を踏むのは88年春の若貴兄弟以来。兄は元中学横綱の向中野(宮城野部屋)を下手投げで下したが、弟は宮城(尾車部屋)に伝え反りで敗れた。

 父は新型コロナウイルスの感染対策に違反し2月に退職したが、木竜皇は「子供の頃から力士になるのが夢。(父の不祥事も)思いは揺るがなかった」と固い信念のもとプロとしての第一歩をしるした。

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