パナソニック坂手主将「応援感じている」 15日無観客の準決勝・トヨタ自動車戦へ抱負

[ 2021年5月12日 19:27 ]

オンラインで会見に臨んだパナソニックのロビー・ディーンズ監督(右)と坂手淳史主将
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 ラグビートップリーグ(TL)パナソニックのロビー・ディーンズ監督とフッカー坂手淳史主将が12日、日本選手権兼TLプレーオフトーナメント準決勝・トヨタ自動車戦(15日、大阪・花園ラグビー場)を前にオンライン会見に臨み、無観客で行われる試合に坂手主将は「やるべきこと、見せないといけないことは変わらない。テレビの向こうでたくさん応援してもらっているのを感じているので、そこに感謝しながらプレーしたい」と抱負を述べた。

 対するトヨタ自動車はキアラン・リード、マイケル・フーパーと2人の世界的バックローが所属。坂手にとってリードはクルセーダーズ(ニュージーランド)に練習生として参加した時に「サポートしてもらった選手」で、フーパーも自身がフランカーでプレーしていた当時の「参考にしていた選手」。ニュージーランド代表元主将、オーストラリア現主将という肩書きを持つ2人との対戦に「光栄。ただ、2人だけのチームではない。リスペクトを持って、しっかりと戦いたい」と心構えを示した。

 ロビー・ディーンズ監督はリードをクルセーダーズで、フーパーをオーストラリア代表で指導した恩師でもある。2人との対戦について「コーチ冥利に尽きる」と歓迎。一方で「チームとして対策をしてくるだろうし、2人は私がどう考えているかも分かっているだろう。プレーオフは今までとは全く違うゲーム。トヨタ自動車は全力で仕掛けてくると思う。今までやってきていないようなイノベーティブなプレーをしてくるだろう」と最大級の警戒を示した。

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2021年5月12日のニュース