ウィザーズのプレー・イン・トーナメント進出マジックが「1」 ホーネッツとペイサーズは確定

[ 2021年5月12日 12:24 ]

76ersのシモンズをかわしてパスを繰り出すペイサーズのサボニス(AP)
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 NBA東地区全体で9位につけているペイサーズは11日、地元インディアナポリスで8連勝中だった1位の76ersを103―94(前半51―62)で撃破して33勝36敗。ドマンタス・サボニス(24)が16得点、13リバウンド、15アシストをマークして今季9回目のトリプルダブルを達成し、同11位のブルズがネッツに107―115(前半51―64)で敗れて29勝40敗となったために、3試合残してプレーオフ進出に可能性を残す「プレー・イン・トーナメント」への出場が決まった。

 一方、東地区全体8位のホーネッツはナゲッツに112―117(前半60―63)で敗れたものの、すでに33勝(36敗)を挙げていためにペイサーズ同様に「プレー・イン・トーナメント」の枠を確保した。

 今季は東西両地区7位と8位、9位と10位が72試合のレギュラーシーズン終了後に「プレー・イン・トーナメント」を行い、前者の勝者が第7シード、前者の敗者と後者の勝者がもう1試合を行って勝った方が第8シードとなるが、東地区で残っているのは10位の1枠のみ。八村塁(23)が所属しているウィザーズ(32勝37敗)がその10位につけているが、ブルズの敗戦で「プレー・イン・トーナメント」へのマジックナンバーは残り3試合で「1」となった。

 ウィザーズにはまだ「プレー・イン・トーナメント」での“一発勝ち抜け”が可能となる8位のチャンスが残されており、1ゲーム差で追うペイサーズには今季の直接対決で3戦3勝。残り3試合での結果次第で順位を上げる可能性があるだけに12日のホークス戦、14日のキャバリアーズ戦、そして最終戦となるホーネッツ戦が注目されるところだ。

 なおウィザーズはホーネッツに対しては今季2戦2敗。ブルズに対しては1勝2敗で両チームのどちらかと同率で終わった場合には順位は「下」になる。

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2021年5月12日のニュース