正代　苦手の大栄翔に辛勝「こういうのを地道につなげていきたい」

大相撲夏場所3日目 （ 2021年5月11日    両国国技館 ）

土俵際でこらえて大栄翔（右）を破った正代（撮影・西海健太郎）
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　カド番の正代が勝ち星を拾った。3連敗中で「突っ張りがはまってしまうと残せない」と合口の悪さを自覚する大栄翔戦。案の定押し込まれ、土俵を割りかけた正代と勢い余った大栄翔。際どいタイミングで落ちたが軍配は正代。物言いがついて協議の結果は「大栄翔の体が飛んでいた」として軍配通りだった。

　正代は「自信はなかった」と告白するが、序盤での連敗を免れ「こういうのを地道につなげていきたい」と前向きだった。