橋本聖子会長、日本選手のワクチン接種「躊躇しない環境を作ってあげないと」

[ 2021年5月12日 22:25 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 国際オリンピック委員会(IOC)理事会が12日に行われ、東京五輪の進捗状況に関するプレゼンテーションを行った組織委員会の橋本聖子会長、武藤敏郎事務総長が取材に応じた。

 五輪に出場する各国・地域の選手団には米ファイザー社から別枠で新型コロナウイルスのワクチンが提供される。日本では国民のワクチン接種が進んでおらず、アスリート優先という批判の声が強まっている。橋本会長は来日する海外選手団がワクチンを接種した上で来日することが日本国民の安心安全につながるとした上で、「(世界の)国のみなさんも日本選手にも接種して欲しいという声があるのも事実と理解している」と説明。「まずは国民のみなさんの接種ができるだけ早く進むことを願いながら、別枠ではありますが、選手が遠慮なくワクチンを受けることに躊躇しない環境を作って上げないといけない」と話した。

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2021年5月12日のニュース