畠山紗英、BMXレースW杯で日本勢初表彰台「まだ不思議な心境」東京五輪に弾み

[ 2021年5月9日 12:08 ]

BMXレースW杯第1戦で女子3位に入り、日本勢初となる表彰台に立った畠山紗英(日本自転車競技連盟提供)
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 自転車BMXレースのワールドカップ(W杯)第1戦が8日、イタリアのベローナで行われ、女子で東京五輪代表の畠山紗英(日体大)が3位に入った。W杯の日本勢初の表彰台。日本連盟を通じ、畠山は「決勝レースを終えて、まだ不思議な心境ではありますが、日本人としてW杯にて初の表彰台を獲得できたことは、素直にうれしく思います」とコメントした。

 18カ国、43選手で争われ、畠山は準決勝を全体トップタイムで決勝に進出。決勝ではスタートで遅れたが、前を走る選手が転倒するアクシデントがあり、その間に3位でフィニッシュした。

 スイスを練習拠点とする21歳の畠山は19年W杯で日本女子初の決勝進出を果たした急成長株。19年のテスト大会以来の国際大会で進化を証明し、五輪シーズンを最高な形でスタート。自国での大舞台に弾みを付け「18カ月ぶりの公式レース参戦とあり、正直不安要素もたくさんありましたが、コロナ禍でのトレーニング成果をリザルトで表すことができ、今シーズンへの大きな自信となりました」とコメントした。

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2021年5月9日のニュース