空手・植草パワハラの香川氏 竹刀稽古は「暴力でない」も適格性欠ける

[ 2021年4月16日 05:30 ]

今月9日、全日本空手道連盟理事会を終えて五輪会館を後にする香川政夫氏(撮影・西尾 大助)
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 全日本空手道連盟は15日、東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩(JAL)に対する不適切な行為により香川政夫氏が強化委員長を解任された件について、解任を決議した9日の臨時理事会の内容と、倫理委員会による報告書の骨子を同連盟公式サイトで公表した。

 9日の理事会後に明示されなかった解任理由については、竹刀を使用した稽古で植草の目を負傷させた事案が「身体的暴力に直接該当するものではない」としながらも、香川氏が「最高指導者」として「適格性に欠ける」と評価。五輪に向け「現場の混乱の収拾とアスリートの環境整備を最優先事項として考慮」した結果、解任に至ったとした。

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