4冠の池江璃花子「入場した瞬間から絶対勝つと意気込んだ」「今回の結果を褒めてあげたい」

[ 2021年4月10日 17:40 ]

競泳日本選手権最終日 ( 2021年4月10日    東京アクアティクスセンター )

<第97回日本選手権水泳競技大会 最終日>女子50メートル自由形決勝、優勝を果たす池江(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 東京五輪代表選考を兼ねて行われ、白血病から復帰した池江璃花子(20=ルネサンス)は女子50メートル自由形決勝で復帰後の自己ベストとなる24秒84をマークし、優勝を飾った。同種目の五輪派遣標準記録24秒46は突破できなかったが、出場全種目で頂点に立ち、4冠を飾った。

 試合後のテレビインタビューは以下の通り。

――バタフライから1時間後だった。
 「もう少し上げられるかなと思ったけど。一番は4冠を達成できてうれしいです」

――レース前は拳を握っていた。
 「やっぱりレース直前、ギリギリまで勝てるか勝てないかの不安も若干あった。入場した瞬間から、絶対勝つと意気込んだ。それが勝利につながった」

――全てのレースで優勝。
「本当に日本で負けるのは今年で最後と決めていた。思ってた以上に成績もよかった。これからの記録に期待できるレースができた。これからどんどんタイムを上げていくための課題も見つかった。それは楽しみにして、練習を積んでいきたい」

――これからはどうするか。
「このあと疲れはどっと来ると思う。うれしさが今は勝っている。今回の結果を自分に対して褒めてあげたい」

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月10日のニュース