池江璃花子、大会3冠達成 25秒56で非五輪種目の50MバタフライV 50自へ「余力を残して泳いだ」

[ 2021年4月10日 16:11 ]

競泳日本選手権最終日 ( 2021年4月10日    東京アクアティクスセンター )

<第97回日本選手権水泳競技大会 最終日>女子50メートルバタフライ決勝、優勝を果たし笑顔でインタビューに応じる池江(撮影・会津 智海)
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 東京五輪代表選考を兼ねて行われ、白血病から復帰した池江璃花子(20=ルネサンス)は非五輪種目の女子50メートルバタフライ決勝で25秒56で優勝。自身の持つ日本記録(25秒11)にあと0秒45という快記録で、大会3冠を飾った。予選では全体2位の26秒36で通過していた。この種目の復帰後ベストは2月の東京都オープンの25秒77だった。

 今大会、池江は4日の100メートルバタフライ、8日の100メートル自由形で優勝を果たして2冠を達成。リレーの2種目で五輪に内定した。午後5時17分から50メートル自由形決勝を控えており、派遣標準24秒46を切って2位以内に入れば個人として五輪代表に内定する。また、大会4冠も懸かる。

 8日間で11本目となる今大会最後のレースに向け「最後良い形で日本選手権を締められれば。本当に楽しんで勝ちを取りに行くだけ」と意欲を見せている。

 ▼池江 復帰後のベストを更新することができてうれしい。一番優勝を狙っていた種目。ホッとしていますが、50メートル自由形を残しているので余力を残して泳ぎました。1本泳ぎで緊張はほぐれたのでラスト1本集中して泳ぎたい。

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