フクヒロがダブルス日本勢初の全英2連覇に王手 ナガマツVSシダマツの勝者と21日決勝

[ 2021年3月20日 20:13 ]

バドミントン全英オープン第4日 ( 2021年3月20日    英バーミンガム )

女子ダブルスの福島(右)、広田組(AP)
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 各種目の準決勝が行われ、女子ダブルス世界ランキング1位で東京五輪出場を確実にしている福島由紀、広田彩花組(丸杉Bluvic)は同24位のオランダペアから2―0(21―17、21―7)のストレート勝ちを収め、ダブルス日本勢初の2連覇へ王手をかけた。

 第1ゲームは5―10から8連続得点で逆転。第2ゲームは開始から7連続得点、終盤も怒濤(どとう)の10連続得点で粉砕した。19日の準々決勝は第1ゲームを失い、福島は「自分たちのペースでできなかった。迷いがあった」と振り返っていた。1日で修正してきた。

 1899年から続く伝統の大会での日本勢の連覇は、女子シングルスの湯木博恵が1974、75年に達成したのみ。フクヒロが連覇すれば、男女混合を通じてダブルス日本勢初の快挙となる。今大会は強豪の中国、韓国勢が不参加となっているが、第1シードの実力を見せつけている。

 21日の決勝は、世界ランク3位の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)と同12位の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が対戦する準決勝の勝者と激突。日本勢対決が実現する。

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2021年3月20日のニュース