サントリーNo・8タタフが3トライでMOM リーチ吹っ飛ばした

[ 2021年3月20日 21:33 ]

ラグビートップリーグ第4節代替   サントリー73―5東芝 ( 2021年3月20日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<東芝・サントリー>東芝・リーチ(左)のタックルをはじき飛ばすサントリー・タタフ(撮影・吉田 剛)
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 今月13日に雷のために前半途中で中止となった一戦が行われ、サントリーが73―5で東芝を圧倒。開幕4連勝で勝ち点20とし、レッドカンファレンスの首位を守った。

 マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には3トライを奪ったNo・8テビタ・タタフ(25)が選ばれた。今季が2年目のトンガ出身のフィジカルモンスターは「“府中ダービー”の意味は分かっていて、しっかりとエンジンを掛けた」と笑みを浮かべた。

 3トライの中でも取り分けインパクトが大きかったのが、前半29分に生まれたファーストトライ。敵陣インゴール手前でSH流から直接パスを受けると、正面に対峙(たいじ)した日本代表主将のリーチを低い姿勢で当たってはじき飛ばし、その先のインゴールに飛び込んだ。

 タタフにとってリーチは東海大の大先輩。トライのシーンについて「(正面に)リーチさんがいたと見えなかったけど、FWとしては(あの場面で)トライを取ろうと思った」と胸を張った。

 27日の次戦は開幕4連勝中で、バックローにニュージーランド代表元主将のキアラン・リード、オーストラリア代表現主将のマイケル・フーパーを擁するトヨタ自動車。レッドカンファレンスの最終順位を占う上で重要な一戦となりそうで、同ポジションのタタフは「しっかり準備して、バトルに負けないように頑張りたい」と腕をぶした。

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2021年3月20日のニュース