エヴェッサ来たで、来たで5連勝や 「ダブルダブル」のハレルソン、えらいやっちゃ

[ 2021年3月20日 23:20 ]

Bリーグ第27節   大阪89ー87北海道 ( 2021年3月20日    おおきにアリーナ舞洲 )

<大阪・北海道>大阪のジョシュ・ハレルソン(左)は小川凌ビデオコーディネーター兼通訳とともにお決まりの「サイコーです」を絶叫
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 西地区3位の大阪は東地区最下位の北海道を89―87で下し、今季初の5連勝を飾った。

 結果は2点差でも勝利こそ成長の証だ。大阪はチーム全体のシュート精度が低く、前半を33―33で折り返したが、第3Qにはディージェイ・ニュービル(28)やジョシュ・ハレルソン(32)らの3点シュートを中心に22得点をマークして逆転。第4Qには得意の打ち合いに持ち込んでリードを広げると、6点優勢の終盤にはファウルゲームで猛追する北海道に対し、ニュービルが6本のフリースローを成功させ、リードを守りきった。

 19得点、13リバウンドのダブルダブルで勝利に貢献したハレルソンは「開幕直後は小さな故障があり、60%くらいしか調子が戻っていなかったが、最近は本当に調子が良くて90%以上の力を発揮できているよ」と復調に手応えを示した。今季初の5連勝に「ハーフタイムで話し合った部分を修正できた。何より勝ちきれたことが良かった」と笑った。

 悪性リンパ腫の療養から復帰した天日謙作ヘッドコーチ(54)はベンチ入りしたが、これまで同様に竹野明倫アシスタントコーチ(AC=35)が指揮を執った。追いすがる相手を振り切り、勝利をつかみ取った選手の姿に「終わり方は良くなかったが、選手たちも自信を持ってプレーしているし、勝ちパターンみたいなものも分かってきた。確実に成長している」と、うなずいた。

 この日、西地区2位の三河は千葉に敗れたため、21日の結果次第では順位が入れ替わる可能性も出てきた。「明日はさらにしっかりと気を引き締めていきたい」と竹野AC。ここから連勝記録を伸ばし、優勝争いに食い込んでみせる。

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2021年3月20日のニュース