高梨、W杯ジャンプ女子個人第10戦で2位!アホネンの表彰台歴代トップに王手

[ 2021年3月20日 22:32 ]

ジャンプ女子・高梨沙羅
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は20日、ロシアのニジニタギルで個人第10戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が行われ、高梨沙羅(24=クラレ)が92・5メートル、95・5メートルの合計224・1点で2位に入った。表彰台も女子最多更新の通算107度目。ヤンネ・アホネン(フィンランド)が持つ男女通算歴代最多の108度に王手をかけた。丸山希(明大)は6位、伊藤有希(土屋ホーム)は8位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は19位だった。岩渕香里(北野建設)はスーツの規定違反で失格となった。

 高梨は1回目で92・5メートルを飛んで110・8点で4位につけた。2回目はK点を超える95・5メートルのビックジャンプを見せて合計224・1点で表彰台を決めた。優勝はマリタ・クラマー(オーストリア)で今季4勝目を飾った。

 2位表彰台に立った高梨は個人総合で首位となった。今季は残り3戦。「表彰台の一番高いところに上るには、少しのミスも許されない」とコメントを残した。

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2021年3月20日のニュース