松山「もやもやした感じ」伸ばせず74、首位と10打差45位後退

[ 2021年2月1日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズインシュアランス・オープン第3日 ( 2021年1月30日    カリフォルニア州 トーリーパインズGCサウスC=7765ヤード、パー72 )

第3ラウンド、通算イーブンパーで45位に後退した松山英樹
Photo By ゲッティ=共同

 40位で出た松山英樹(28=LEXUS)は1バーディー、3ボギーの74と伸ばせず通算イーブンパー、216で45位に後退した。首位との差は7打から10打に広がった。カルロス・オルティス(29=メキシコ)とパトリック・リード(30=米国)が通算10アンダー、206で首位に並んだ。

 松山は「いいきっかけが見つかりそうだったけど、それが続かない。試行錯誤を繰り返していたので、ちょっともやもやした感じ」と振り返った。

 4番で第1打をフェアウエー右のバンカーに入れてボギー先行。7番と12番は第2打をグリーン右のバンカーに打ち込みスコアを落とした。フェアウエーキープは6度。アイアンショットが短くなる場面が目立ちパーオン率は50%だった。

 マレット型パターを投入したグリーン上は計29パット。新兵器も「あまり良くなかった」と好感触は得られず最終日はエースのピン型に戻す意向だ。

 光明が見えたのは18番パー5。第1打を302ヤード飛ばすと、残り259ヤードからグリーン手前に運び、アプローチをピンそばに寄せて唯一のバーディーを奪った。「最後のティーショットは飛距離も出ていた。(不振を)解決できるんじゃないかと期待したい」と言い残し練習場に向かった。

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2021年2月1日のニュース