NFLでドラフト全体トップ指名選手同士のトレード ライオンズとラムズの間で成立

[ 2021年2月1日 08:02 ]

ライオンズからラムズにトレードされたマシュー・スタッフォード(AP)
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 NFLのライオンズとラムズの間でドラフト全体トップで指名されたQB同士のトレードが合意に達した。ライオンズはジョージア大出身で2009年のドラフトでトップに指名したQBマシュー・スタッフォード(32)を放出。ラムズは2019年のスーパーボウルで先発しているQBジャレッド・ゴフ(26)と1巡目指名権2つを含む3つの指名権を併せてライオンズに放出した。

 カリフォルニア大出身のゴフも2016年のドラフト全体トップで指名されているQB。NFLでトップ指名選手同士がトレードの交換要員となったのはこれが初めてとなった。

 スタッフォードはライオンズで12季プレーして、165試合で歴代16位の4万5109ヤードをパスで獲得しているが、チームが所属しているNFC北地区で優勝した実績はなく、ワイルドカードで出場したプレーオフでも3戦3敗。同選手のトレードを受けて、大手ブックメーカーのウィリアム・ヒル社は来季のラムズの優勝オッズを引き上げてチームの評価を“格下げ”している。

 ゴフはラムズに5季在籍して69試合に出場。3季目にスーパーボウルに出場しているものの、ここ2シーズンは伸び悩んでいた。なお正式なトレード成立は、来季の業務が解禁となる3月17以降になる。

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