陵侑7位 2回目追い風で飛距離伸ばせず「飛型点がずっと悪い。表彰台はまだかな」

[ 2021年2月1日 05:30 ]

W杯ジャンプ男子個人第16戦に出場した小林陵侑。7位だった
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 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人第16戦(ヒルサイズ=HS147メートル)が30日、ドイツ・ビリンゲンで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は138メートル、134・5メートルの合計254・8点で7位だった。1回目に最長不倒の147・5メートルを飛んだハルボルエグネル・グラネル(ノルウェー)が合計285・5点で今季、通算ともに7勝目を挙げた。佐藤慧一(雪印メグミルク)が16位、中村直幹(東海大札幌ク)は26位、佐藤幸椰は27位、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)は29位だった。

 小林陵は1回目5位ながら、3位とは飛距離換算で約7・5メートル差がついた。2回目は不利な追い風を受けて飛距離を伸ばせず、順位も落とした。21年に入ってから8戦のうち7戦でトップ10入りし「ある程度のところで戦えている」との手応えもあるが、いまひとつ殻を破れない。この日は60点満点の飛型点が1回目は53・0点、2回目は51・0点と低かった。空中姿勢のぶれや、着地のテレマーク姿勢の大切さを改めて感じている様子で「飛型点がずっと悪いんで、これだとちょっと表彰台はまだかな」と改善の必要性を口にした。

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2021年2月1日のニュース