天理大Vの裏に分析班の支え　昨季「分析の差で負けた」早大に見事な雪辱劇!

ラグビー全国大学選手権決勝   天理大55－28早大 （ 2021年1月11日    国立競技場 ）

天理大の分析班の（左から）寺尾雄博、神田善行、福岡拓歩、紺谷憲治
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　天理大の縁の下の力持ちが、分析班の4年生4人だ。小松監督に説得され、SOの神田善行が初代の戦術分析と映像編集に就任。紺谷憲治が加わり、今季は寺尾雄博、福岡拓歩が、ラインアウト専門部隊に任命された。

　過去にチームになかった役割のため、神田は独学で分析ソフトを学んだ。寺尾と福岡は、ラインアウトの弱点を洗い出し、選手と一緒にサインもつくった。SO松永は「以前は、キーマンはこの選手ぐらいのレベル。今は対策を持って臨める」と絶大な信頼を寄せる。昨季は早大に「分析の差で負けた」と痛感した神田は、初の日本一に「ビックリするぐらい力を出してくれた」と仲間を称えた。