組織委の森会長が年頭あいさつ「菅さん以上に悪口を書かれた。森内閣でもこんなにひどくなかった」

[ 2021年1月12日 11:53 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日、リモート形式による職員向けの年頭あいさつを行った。本来なら昨年行われる予定だった東京大会は新型コロナウイルスの影響で1年延期され、さらに今年の開催も危ぶまれているだけに、冒頭で「毎年新年のあいさつをしているが、こういう形になるとは予想もしていなかった。なおかつ、最後のあいさつになることを期待しなければならない」とコメント。「(組織委員会発足から)7年を振り返って、平坦な道は一度もなかった。まだ神様は許してくれないのかと思ったこともある。職員のみなさんが(東京五輪開幕の)7月23日を目指して頑張っていることに感謝したい」と話した。

 森会長は、年明けから五輪開催を疑問視する報道が相次いでいることに「私の悪口ばかりだった。おとといあたりは“森は何を考えている。バカじゃないのか”と、菅さん以上に悪口を書かれていた。こんなのは人生で初めて。森内閣でもこんなにひどくなかった気がする」と苦笑い。見知らぬ記者に囲まれることが多く「それでも五輪をやるんですか?」「中止するか延期するか方法は決めたんですか?」などと問われたことを明かし、「ああいう設問は運動部の記者ならありえない。我々が考えて延長や中止をすることはありえないし、IOCだけで決められるものでもない。世界各国のNOC(オリンピック委員会)、主催する東京都、開催地の県、みなさんと協力して決めていくことだ」と説明した。「何で今、そんなものを考えるんだ、淡々と務めていくだけだ、と強気に申し上げたから、“時代を読んでいない、見ていない”ということになったのではないか」と話した。

 今年7月で84歳となる森会長は「長い人生、いろいろなことがあった。今年はいよいよ最後の年と思って、五輪が終わるまではしっかり、みなさんと戦っていきたいと思う」と決意表明。「人生、平々凡々と送るよりも、試練を乗り越えていくことで人生を生きているという喜びを感じられると思う。当初から仕事とは思っていない。天命に尽くすという気持ちで最後まで頑張り抜きたい」と主張を展開した。

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