渋野日向子「誕生日をゴルフ場で迎えたい」　13日開幕の伊藤園レディース、最終日に22歳

練習ラウンドで稲見（左）とじゃれる渋野（撮影・沢田　明徳）
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　女子ゴルフの伊藤園レディースは13日、千葉県のグレートアイランドC（6741ヤード、パー72）で開幕する。渋野日向子（21＝サントリー）は12日に9ホールを回って最終調整し「1年に1度しかない誕生日ウイーク。いつもより楽しく回れたら」と笑顔を見せた。最終日の15日に22歳の誕生日を迎えるだけに、今季国内初となる決勝進出は逃したくないところ。「予選通過しないとゴルフ場で誕生日を迎えられない。一番の目標にして頑張る」と気合を入れた。

　練習前には今大会で初めてキャディーを務める田谷美香子マネジャーの勧めで、会場近くの笠森観音を訪れた。「ゴルフと人生のことをお祈りしました」とリフレッシュ。技術面では課題としていたパットを修正した。スタンスを広げ、ヘッドの「ヒール側を浮かすイメージ」に変更。もともと調子が悪くなると、トー側が浮く傾向があったそうで「今まで以上に意識している」と明かした。

　今大会は昨年の賞金女王争いのさなかに予選落ちを喫して悔し涙を流した舞台。史上10人目となるバースデーVでその雪辱も果たす。